金曜日の二本目は、札幌オペラスタジオ『愛の妙薬』。こちらは教文で毎年開催している「さっぽろオペラ祭」の演目でもあります。
昨年同団体の公演『秘密の結婚』をとても楽しんだ身として、今回も楽しみにしておりました。
イケメン軍曹ベルコーレが引き連れる兵隊や、いかさま薬売りのドゥルカマーラが運転する車などは、おもちゃ感満載の厚紙で作られていて、相変わらずの舞台小道具のセンスの良さ。
演技も楽しく、何ともチャーミングな作品でした。
アディーナをこよなく愛する純朴な青年・ネモリーノのアリア『人知れぬ涙 Una furtiva lagrima』にも、ぐっと来たなあ。

↑さすがにパヴァロッティだと「チャーミング」とは言えない…(失礼)
今回ネモリーノ役の黄木透さんとアディーナ役の三浦由美子さんの組み合わせが、何ともフレッシュというか、人物設定に合っている感じでよかったです。イケメン軍曹もちゃんとイケメンだったし。
札幌オペラスタジオの作品はオペラデビューにとてもいいなあと思っていたら、後から知りましたけど20周年を機に解散するのですね。
これが最終公演だったのかあ。
でも、最後に見れて良かったな。
解散かあ。
(編)

 

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