今日は、北海道立近代美術館で開催中の『ともにいること ともにあること』へ。
国松希根太さんの《CREVASSE》、最近、札幌・北海道の地形、地質の本を読んでいたこともあって、見え方が今までと違ったなあ。
「木」の中に、時間もスケールも全く異なる「自然」が現れているのって、感動的。
真理のようなものに触れたせいか、あるいは自分の生の短さを感じたせいか、うっかり涙ぐんでしまって慌てました…
今村育子さんの《光の間》では、なぜか2015年にKAATで見たクロード・レジ『室内』を思い出しつつ。
『室内』で体験した「前触れ」という時間を《光の間》でも感じたというか。
《光の間》の揺れ動く光の感じが、あの舞台上にいた人たちの存在感と似ていたからかも。
常に私たちは「前の日」を生きていて、何かの「前触れ」を感じているのだなあ。なんか、しみじみしてしまいました。
本展は23日(木)までです。
(編)

 

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