北海学園大学で開催された、Neal Hallさんの詩の朗読会に行ってきました。
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彼はさっぽろ天神山アートスタジオに滞在中で、そこのイベント紹介ページで発見。
先日見た『Window Horses』そのままの世界じゃないか!ってことで、いざ。
アメリカ史概論という授業の中での朗読だったので、朗読後に学生から「日本人としてどうやって黒人の歴史に向き合えばいいと思うか」みたいな質問も出たのですが
Hallさん曰く、「〜人」ということを意識しないほうがいいと。ご自身が朗読のために海外へ行くときも、「アメリカ人」として行くのではなく、一人の人間として行っている、とのことでした。
属性にまつわる葛藤は、「Leave me my name」というフレーズが印象的な詩でも語られていたなあ。
「属性」から自由になれる瞬間を、私たちは大なり小なり経験から知っているはずで、その瞬間がずっと続けばどんなに世界は平和になることだろう。
あと、質問に対する回答の中で「違いは私たちを分けるものではなく、違いによって私たちは強くなれる」とおっしゃっていたのも印象的でした。
もちろん朗読は全編英語だったので、意味がわからない部分のほうが多かったのだけど、声と眼差しの力をしみじみ実感して帰ってきたのでした。
Hallさん、人格者だな。
ちなみに、12月5日にはアメリカ領事館で再び朗読イベントが開催されるそうです。
参加は無料。予約必須。
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参加希望の方は、↑こちらの赤字のメールアドレスに件名”Neal Hall”として
1,名前、2,所属、3,緊急連絡先を記入し、12/2(金)17:00までに送信、とのことです。
私もまた行こうかな〜
(編)
 
 

 

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