昨年のイベント納めは、第2マルバ会館映画上映会vol.09伊藤隆介作品

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映画フィルムをコラージュした代表作「版(Plate)」シリーズを一挙上映、ということでいざ。

あのイメージのリズムって、やっぱりフィルムならではなのでしょうか。デジタルでは再現できないのかな?

版シリーズを見るのは初めてではないのだけど、今回はイメージの断片が持つ異なる時間の速さ、をコラージュすることで生まれる独特のリズムに、特に惹きつけられたのでした。

即興音楽と相性いいの、わかるなー。

上映終了後は恒例のトークタイム。

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同じく映像表現に携わる芳朗さんらしい質問もありつつ、美術と映像を横断するようなQ&Aや、隆介さんの作品含め実験映画を多数見ている大島さんからの意見に対する隆介さんの応答とか、

面白かったな〜。

トークのところは文字起こしして、記録に残しておきたいくらいです。(聞いてみようかな)

個人的にグッときたのは、「貴重なフィルムを切って駄作を作ることに、アーティストの社会的な意義がある」という言葉でしょうか。しびれる…

作品化する前の、昭和40〜50年代の邦画素材を見せてもらえたのも楽しかったです。その中の一つに不良番長シリーズがあったのですが、これ、最高ですね…(youtubeに予告編がいくつか載ってます)

そのあとは忘年会へ突入し、用意されたおいしいお鍋とお酒を満喫しました。

第2マルバ会館の上映会を食の面で支える芳朗さんの奥様(名前をお聞きしたことがないもので、こんな紹介ですみません)の素晴らしさたるや。

隆介さんも言っていたけど、「第2」マルバ会館の良さは、芳朗さんや大島さんによる上映&トーク内容はもちろん、ちびっ子の面倒を見つつおいしいフードメニューを用意してくれる奥様が醸し出す微笑ましさと、

スタッフの方が醸し出す肩肘張らない感じ(でも映像に対する根っこの部分はアツいってところがポイント)、も結構大きい気がする。

今っぽい「場」のあり方なんだなー。

あとこの忘年会は、梁井さんとお話できたのも嬉しかったです。

梁井さんと言えば、「北海道美術ネット別館」。コツコツと自身の足で見て回った道内の展覧会、アートイベントに関する記録が満載のブログで、私も北海道アートマップを作った時には、前準備の段階でずいぶん参考にさせてもらいました。

吉田豪介さんの『北海道の美術史 異端と正統のダイナミズム』が1925〜1995年を取り上げているので、ぜひ95年以降の北海道美術史を梁井さんに書いてほしいと個人的にずっと思っているのですが

この本のためなら、それこそクラウドファンディングとかで資金が集まるんじゃないのかなー。意義ありますもんね。

それにしても

休みの日はギャラリー巡り、という梁井さんの変わらぬ情熱は本当にすごい。

長い時間軸で考えた時に何にも変えられない価値が出てくることを考えると、ギャラリー巡りをしてそれを記録に残していく行為の蓄積が、梁井さんの作品のようなものなのだなー。

あー、ぜひ一つの形として本にしてほしいな。

そのときはぜひ皆様、資金の支援をよろしくお願いいたします。(と、よくわからない立場からお願いする)

(編)

 

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