2日目は、牡鹿半島のさらに奥、エリアDと呼ばれる鮎川エリアへ。
が、しかし
朝に旅館を出た時には小雨だった天候が、鮎川に着く頃にはものすごい暴風雨に。
とりあえずリボーンアートバスに乗り換え、地蔵山開悟峯寺で岩井優さんの作品を鑑賞。
これ、晴れた時にじっくり見られたらすごく良かったのでしょうけど、いかんせん横殴りの雨
プラス
都会育ちの自分的に衝撃のヤマビル体験。
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↑お客さんの足についたヤマビルを、サクッと塩で退治してくれたスタッフの方。「ヒルは(マダニなどとは違って)身体的な害はないけど、精神的にやられるんですよねー」とのこと。
吸血するのは蚊もそうだけど、ヒルはもう少し存在感があるし、何と言っても噛み付く顎の感じのせいで、人間が脱したと錯覚している食物連鎖に再び放り込まれたような気がするから、精神的にやられるんじゃないかしら。(違う?)
血、吸われたくないっす…。というか噛み付かれたくないっす。
ちなみに、ヤマビル研究会(上のリンク先)の「ヤマビル防除」のページで、「ヒル下がりのジョニー」という商品があることを知りました。(開発秘話まで読んでしまった)
話戻り。
雨のために鑑賞中止になった「のり浜」会場はスルーして、コバルト荘跡地で宮島達男さんの作品。
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300個のLEDは、クラウドファンディングで調達されたもの。ちょうど私が到着した時も、ファウンダーの方が数名いらしていました。
LEDのタイム設定は、地元の人たちによって1つずつされたものだそうです。点滅のスピードはのんびりしたものが多い印象でした。石巻の時間なのかな。

斜面を降りていったところに展示されていた増田セバスチャンの作品は諦め、ホテルニューさか井に移動。
まずはお昼ご飯であります。
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生姜がのっているのは、鯨肉のお刺身。私、初鯨肉のような気が。東北では、鯨肉は今でも普通に食卓にのぼるのかな?
食後は増田拓史さんの作品をじっくり鑑賞。屋上のYottaさんの作品は雨のため鑑賞中止。泣ける。
あ、でもホテルの入り口に、震災前後の鮎川の写真が貼ってあったのは良かったです。やっぱり写真がないと、今の風景から町並みを想像することは難しいですね…。
最後は、唐船番所(島袋道浩)からの御番所公園(草間彌生)。
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この道でヒルと格闘し、やっとたどり着いた「半島随一の大パノラマ・絶景ポイント」の御番所公園は
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雨で全然見えん!
疲労困憊して路線バスへの乗り換えスポット「復興まちづくり情報交流館 牡鹿館」に戻りましたが、地味にここに展示していた、東北学院大学による鮎川の鯨漁の歴史が面白かったです。
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こんな感じで。
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古式捕鯨に比べると、人と鯨の関係はだんだん機械的になっている印象が。(畏敬の念はあるのかもしれないけど、ちょっとこの資料展示からはそこまでわからず。)
で、予定より早く街中へ戻れたので、日活パール劇場だけ先に見に行きました。
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カオス・ラウンジの方が丁寧に説明してくださったので、一人で見るより理解が深まって良かったなあ。
夜ご飯は、スタッフの方がオススメしてくださった近所のホルモン焼き屋さんで。
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食べた食べた。
街中は小雨で、さっきまでの牡鹿半島の暴風雨が嘘のようでした。
ふー。
(編)

 

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