今週はもっぱら、家にこもって書き仕事の日々を送ったのですが、夜は映画を見に行って気分転換してました。

ということで

4/8(月):『迫り来る嵐』@キノ

梁鴻『中国はここにある 貧しき人々のむれ』を読んで以来、工場都市へ出稼ぎに行った人たちの生活や文化についても追々知っていきたいなーと思っていたので、その辺の興味から鑑賞。

ところがどっこい

重苦しくも美しい映像と、人の精神の複雑さを表すような謎の多いストーリー展開で、予想を上回る観後感(←造語)をもたらす作品でした。

このインタビューとか、興味深かったな。

4/9(火):『バクマン。』@Netflix

先日仕事の資料探しで本屋さんの演劇関連の棚を物色していた時、ふと目にしたクドカン本

DSCN1728

を息抜きで読んでいたら、バクマン。に関する記述があり、その場で検索してつい鑑賞。原作とか全然知らなかったけど、映像表現、楽しかったな〜。エンドロールも素晴らしい。

ちなみに最近自分自身迷う場面が多いのが、フィクションとして、ドラマを盛り上げるにはまあこうだよね、という流れと、現実的な倫理の問題とのバランスというか。

バクマン。を見てても、ジャンプでの連載は漫画家が望んだことだし、多くの読者が楽しみに待っているのだから、という思いはありつつも、漫画家の過酷な労働環境は果たしてどうなんだろう…?とか、「友情・努力・勝利」のために命を危険に晒すことが美徳として捉えられかねないのってどうなんだろう?という素朴な疑問が、どうしても湧いてしまう。

のだけど、逆にそういった倫理をフィクションに対して振りかざすことが良いとも思えない自分もいるわけで、でも、こういった描写がやっぱりなんらかのメンタルを形成するのでは、という思いもあるわけで、ぐるぐるしてしまうんですよねー。

リリー・フランキー演じる編集長の「もし万が一のことがあったら、どうするつもりだったんだ」という言葉が、上記の疑問に対する良心的な意思表示ではあったなあ、と思ったり。

4/10(水):『ウトヤ島、7月22日』@キノ

犯人から逃れて隠れている時、銃声が止んだ静かな森の中に響く野鳥の鳴き声が印象的でした。政治や未来について若者が語る場にふさわしい、自然豊かな森と平和な鳴き声。

と同時に存在した、残酷な行為の対比が悲しい。

公式サイトの監督の言葉と、コラムも必読。Netflix版の『22 JULY』も合わせて見てみたい。

4/12(金):『荒野にて』@キノ

馬好きの自分的に、見ずにいられない一本。

原作について触れていたこちらの記事での、

「ヴローティンは一貫して登場人物を非難しない。主人公のチャーリーであれ、デルやボニー、放浪者のシルバーであれ、たとえ立派とはいえない行動に出たときも、決して批判しない。どのキャラクターも生きるのに必死で、そんな状況が行動に強く影響していることを常に意識している。優しさを必要とする人の心を、さまざまな角度から見つめているんだ。」

という一節に納得。ホンマや…。

4月は街中の家にこもって書く代わりに、今週だったら散歩(運動)がてらに映画館まで歩いて、映画の世界に浸って、いい気分になって寝る。

来週はわりかし観劇週間になる予定です。

それにしても、午前中はもっぱらオンラインの英会話レッスンとその予習復習で終わる感じなのですけど、毎日人と話す時間がちゃんとあるというのも健全だなー。

そのうち一人暮らしの高齢者の見守り機能的なものも、こおいったオンライン・レッスン系に付帯してくるのでしょうかね。生存確認されつつ、新しいことも学べて一石二鳥だもんな。

(編)

 

 

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