23日は2つ、フェスティバルの演目を見ました。

まずはOpolskim Teatrze Lalki i Aktoraのこちら。

人間の役者さんによる身体表現を楽しみつつ、ちょっと不思議に思ったのは、本作に一応小さな人形は登場するのですが、自分的に「人形はなくても成立するような…」という印象で。

ランチの時に沢さんにその話をしたら、要はDramaturgy(劇製作術…と訳すのだろうか)の問題だと。

つまり、人形劇のつくり手は、大学で人形劇の演技だけでなく演劇の演技、ダンス、アクロバット、バレエ等様々なことを学んだ上で、自分たちがつくりたい作品に最も即したDramaturgyを選択していくわけで。そこで「人形劇だから必ず人形がメインで」とはならないのが、こちらの60年代以降の人形劇の流れだったのですね。

(上記、細かくメモを取れなかったのと、説明するのもちょっと難しそうだったので、多少違ってる部分があるかも…)

面白かったのは、例えばテーブルを動かす時。人形劇の俳優だと、観客の視線を自身にもテーブルにも向けることができる。でも、演劇だけを学んだ俳優がテーブルを動かすと、観客の視線は俳優に向かうのだそうです。へ〜〜〜!

で、人形を動かすより自分で動いた方が楽だから、下手すると人形がお飾りのような感じになってしまうこともあるし、傾向としては、人形劇と演劇の境目はどんどんなくなってきているのだそうな。

そおいう流れがあったから、人形浄瑠璃WSがあれだけ驚きをもって学生に受け止められるというか、「人形の足遣いだけで10年とか、ありえねー!」って反応が来るんだなあ。なるほどー。

お次はTeatr Malabar Hotel。

プログラムに載ってたタイトル名で検索するとこの動画が出るのですが、上演されたのはこれとは違う作品。だけど、雰囲気は同じです。

スライム?を使った演出で「おお!」という場面があり、これまた自分的には十分楽しめた部分はあったのですが、カミルはあまり好きではないらしい。なぜかというと、「彼らの作品は毎回同じだから」。(←他にもいろいろ説明してくれていたのだけど、多分一番強調していたのはここ。)

観劇後、「(彼らの作品を見て疲れたから)糖分補給が必要だ」ってことで、カミルがこよなく愛するジェラート屋さんに連れて行ってくれました。

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美味しかったっす。カミル、ごちです!

ライブが開催されるフェスティバルクラブに着くと、『ロスト・ワールド』の演出家(↓中央)を発見。

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再びTeatr Malabar Hotelの作品の話。彼ら的には、あんまり好きな作品じゃないみたい。

自分的には、演劇や身体表現の比重が大きい2作品を見た後だと、DAMUの学生さんが『オホーツク』のことを「これこそ人形芝居だ!」と言うのもストンとくると言うか。

もっといろんな人形劇を見て、人形劇史の流れを体感したくなってきましたよ。どこかのフェスティバルに、また行ってみたいな。

ということはさておき、マスカラーダの最後のプログラムであるライブへ。

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エモーショナルなメロディーで、「あー、これでフェスティバルが終わる〜」という気分が盛り上がります。

そのあとクロージングセレモニー。テアトル・マスカの芸術監督ヤシクの挨拶に続いて登場したのは、人形浄瑠璃WSにも参加してくれていたちびっこたち。

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君たち、子ども審査員だったのか!

フェスティバル参加作品はコンペティションも行われておりまして、グランプリはブラティスラバ人形劇場の作品でした。『オホーツク』の前の時間に上演されていたので観劇できなかったのだけど、見てみたかった〜。

で、22時頃にフェスティバルクラブをお暇。お昼以降なにも食べれていなかったので、これまたカミルのお墨付きケバブ屋へ。

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美味しかったっす。

カミルも翌朝9時からまた別の作品の上演があるとのことで、これにて解散。いやー、ジェシュフ、良い滞在だった…。写真も再掲。

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カミル、ありがとーう!

※東欧ツアーのブログはこちらにまとめておきますね。

(編)

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