うっかりバタバタと過ぎ去ってしまいましたが、夜は1本映画を見るようにしてました。

ということで

7/26(日):『万引き家族』@アマプラ

最後の方の女性警官が、「家族」や「母親」の固定観念を押し付けてくる感じで、嫌だったな…。

共同生活の中でそれぞれが働いて生活費を捻出していたときは、「それでもこの人たちとここにいたい」という意思が「擬似家族」を成立させていた気がするけど。おばあちゃんが亡くなったときに、本人不在の家でお金だけが際立った瞬間、確かにそこにあった関係性が変質したような気持ちに。

「うまい汁を吸える」からそこにいるのと、「楽はできないけど、そこにいたい」のとでは、やっぱ違いますよねー。

7/27(月):『Leaving Neverland』@ネトフリ

マイケル・ジャクソンから性的虐待を受けていたという男性二人とその家族が、当時を振り返るドキュメンタリー。このレビューがきっかけで見たのだけど、証言からはマイケルのカリスマ性や、子どもたちにどれだけ夢を与える存在だったかという部分もかなり伝わってきて(それゆえ当人たちの苦悩も深い)、ファンであっても反射的に非難するような内容じゃないと思ったけどな。

上の記事でも紹介されていたけど、男性の一人が「あの創造力豊かな天才が、自分を特別な存在だと思ってくれたら。好きにならない理由なんてあるでしょうか?」と語っていて。抗いがたい(魅・魔)力を持ってしまった人間が、その力を自らの性的欲望を満たすために幼い子供に対してふるってしまった罪は、(他にどんな善良な面があったとしても、影の面は)罪として裁かれるべきだと思うなー。

7/28(火):『こんな夜更けにバナナかよ』@アマプラ

2018年の年末公開で、意外と最近の作品でした。(もっと前に制作されていたようなイメージがあった。)これは原作も読んでみたいな。

あと、同じ興味関心の延長線上で、シアターキノの予告編で見た『スペシャルズ!』も見たい。

7/30(木):『ラッカは静かに虐殺されている』@アマプラ

ISISに支配されたシリア北部の街・ラッカの惨状を世界に発信する、市民ジャーナリスト集団「Raqqa is Being Slaughtered Silently(RBSS)」の活動を追ったドキュメンタリー。

強烈だった…。自分の活動のせいで父親がISISに拷問され、殺される様が録画された映像を見る心境とは…。さらに、命の危険からドイツに渡ったRBSSメンバーが、そこで移民排斥のデモを目にするのも辛い…。

昨年読んでいた『シリア難民』との別角度からのつながりで、いろいろ思い出しながら見ましたが、このドキュメンタリーが制作されたあとの2017年10月にラッカは解放されてましたね。最近はどうなってるんだろう。

8/1(土):『パブリック 図書館の奇跡』@シアターキノ

劇中、図書館館長が「公共図書館は、市民が情報を得る権利を保障する場所であること」を語るシーンがあって、確かに図書館はどんな人でも本が読めて、仕事をはじめとするいろいろな情報にアクセスすることのできる、砦のようなものだな、と。

でも、苦情を入れる人もいるんだろうな。苦情が来たときは、毅然と上の館長みたいなセリフで対応してほしい〜。

この日はもう一本。

『一人っ子の国(One Child Nation)』@アマプラ

1979年から2015年まで行われた、中国の「一人っ子政策」について取材したドキュメンタリー。(こちらの記事も参考にどうぞ。)

元々は政府の失策で食糧危機が起こって、そのために一人っ子政策が導入され、ものすごい数の不妊手術や中絶手術が強制的に行われ(ゴミの山に無造作に捨てられた、ゴミ袋に入った新生児の死体を撮った写真の衝撃…)、女の子の捨て子も膨大にあって、そんな35年間の果てに「高齢化に対応するため」二人っ子政策を導入。

って。

ドキュメンタリーの最後に、「これからは子ども二人の家庭が豊かな家族の証」みたいなプロバガンダが流れるのですが、それを見たときに覚えた気持ちって、ちょっと説明し難い。

ふー。

(編)

 

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