何だか舞い上がっていて書き忘れたのですが、
金土の暁公演のときに、オープニング・アクトとして札幌ビジュアルアーツパフォーマンス学科の方々が、15分ほどの短編を披露してくれたのです。
期せずして2回も見ることになったのですが、ブレない勢いに拍手。
10/26(金)-27(土)には、パフォーマンス学科出身の在札俳優によるVaPlus Project 1st act『バカサバイバル』という公演があるようですよ。

前売り1,000円でPATOSにて。
お芝居やダンス公演で、今回のようなオープニングアクトがあるのってわりと珍しい気がするのですが、音楽のライブや映画(の場合は予告編)では普通ですものね。
札幌はほどよく狭いまちだと思うので、その狭さを生かしてできることが、意外とまだまだあるような気がしたのでした。
話変わり、折り込みの中には、12/6(木)上演の札幌舞踊会によるダンスパフォーマンスのフライヤーもあったのですが
クレジットに「演奏:小野健吾Group、木箱」とあるではありませんか。
これ、生演奏ということですよね?素敵。
かつ、彼らの音楽ファンがダンスパフォーマンスを見に来たり、逆に本公演で彼らのことを知ったダンスファンが後日ライブを聴きに行ったり
ということが起こるとさらに素敵。
こういうことも、札幌のほど良い狭さを生かして、いろいろなレベルで増えていけばいいなと思う一つであります。
またさらに話は変わりますが、今回のコンカリ通信にあった高橋正和さんの文章。

実感のともなった言葉というものは、「そうだよなあ」とスッと心に入ってくるものだなあ、と。
単発の実感じゃなくて、いろいろな場所に点としてあった実感が、線としてつながったときに思い至る考え、とでも言いますか。
それは何かの受け売りじゃなく、その人だけの言葉として、とても説得力があるものであります。
そして実感というのは、行動した人だけが得られる感覚なわけで。
何が言いたいかというと、「効率の良さ」の外に、どれだけ点としての実感を置いていくことができるか。
「自分の考え」って、非効率な部分の果たす役割が、とても大きいのではないかということでした。
(編)

 

3 Responses to 前座あるいは予告編、そしてミックス

  1. 山本祐歳 より:

    非効率なやり方しかできない私が言うのもなんですが(笑)
    実感・・・そのことが実は内的な効率を深くし、拡げてくれるように思います!
    そこを信じて疑わないでおります。

  2. たかはしまさかず より:

    お、こんなところに自分が・・・。
    ありがとうございまする。

  3. 松岡春奈 より:

    失礼致します。
    札幌ビジュアルアーツパフォーマンス学科講師、VaPlus Project企画・制作の松岡春奈と申します。
    生徒、講師共に励みになる嬉しいお言葉、ありがとうございます。
    それからVaPlus Projectの宣伝までして頂いて、感謝です。

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