昨日はビルジャック・パフォーマンス『水協ビルを踊る Ⅱ』へ。
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「シャッターを閉め切って立てこもる」っていいなあ。
イベントでそう見かけない、見物料3,000円/2ドリンク串カツ付ってのもいい。(2ドリンク!串カツ!)
内容については今ひとつわからないまま、いざ水協ビルへ。
地下1階にある大人の遊び場「TOMO」で待っていると、3階建築事務所のオーナーが乗っ取り犯によって後ろ手に連れてこられましたよ。
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東海林靖志さんKICKさんのやりとりをぼんやり眺めていると、突如店内に流れる「花の慶次 傾奇者恋歌」のイントロ。

そして歌いながら登場するマスター。(一番手前の帽子の人物)
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笑った…
タンバリンなどでマスターの歌を盛り上げる一団もいて、この何とも言えない状況に口が開きっぱなしだった私。
…ビルジャック、面白いじゃないか!
お次は1階へ移動。
シャッターを閉じたビルの入口付近で田仲ハルさんが岩瀬久美さんのサックスとともに踊ったのですが、これも良かったなー。
シャッターをいきなりガラガラッと開けてハルさんが倒れ込んだとき、外を歩いていた人たちはさぞやびっくりしたのではないかと。
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お次は2階のキッチン館。
タバコを吸いながら、クールに待ち構えるシェフ。
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もう、この状況だけで私としては満足な気持ちもありつつ。
対するは、齊藤智仁さん(左)と柴田智之さん
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シェフの高速キャベツ千切りの音が響く中、床を転がり回る柴田さん。
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シュールだ…
シェフ曰く「キッチン館は今年で45周年を迎えるのですが、45年の中で2度だけこういう演劇がありました」とのこと。
1度目って前回のビルジャックのときですか?
この高速で千切りされたキャベツは、このあと串カツと併せて来場者にふるまわれたのでした。ごちそうさまです。
お次はビルの屋上へ。
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ここでは田仲ハルさんと松岡大さん、そして音楽隊(ユーグ・ヴァンサン、岩瀬久美、横山祐太)によるパフォーマンス。
ラストは再び1階に下り、喫茶「紙ひこうき」でダンサー総出演による宴的な。
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こういうときって、偶然外を通りがかった人を「いいなー」とうらやましく思います。私も窓ガラスの向こうから「目撃」してみたい。
それにしてもCONTEは、先日の「ドラムと肉体」と言い、今回のビルジャックと言い、ナイスな企画が続きますねえ。
「札幌でダンスを見る」ということを広げてくれている感じがして、ちょっと自分の視界も開けたような。
うむ、面白い。
(編)

 

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