JCDN国際ダンス・イン・レジデンス・エクスチェンジ・プロジェクト VOL.6

2016日本−香港 共同制作プログラム『三岔口 -SAMCHAHOU』のショーイングに行ってきました。

「香港から振付家・パフォーマーのHUGH CHO、京劇俳優のCHOI CHI WEIを招聘し、日本からは神楽の振付にも取り組んでいる振付家・緒方祐香、パフォーマー・美術家・芸能研究家の中西レモンを共同制作者として迎え、沖縄:那覇・備瀬で風土風習・文化歴史・芸能に触発を受けながら滞在制作」されたものだそうです。

京劇の動きを初めて間近で目にしましたが、これまで目にしてきた動きとは異質で面白かったなあ〜

終演後のアーティストトークでは、CHOI CHI WEIが話すときにまずそれをHUGH CHOが広東語から英語に通訳、その英語を通訳者が日本語に通訳するという、そのプロセスも興味深く。

それは4人の滞在制作中にずっと繰り返されてきたプロセスなのだけど、それを実際に目撃することで、HUGH CHOが話した

4人の話す音声言語の違い、京劇と現代ダンスの身体言語としての違い、CHOI CHI WEIが受けてきた京劇教育と、自分たちが受けたダンス教育との(HUGH CHO曰く)「世代的な質」の違い

といった、さまざまな「違い」(あるいは「それらが違うということ」)を痛感する交流であったこと、

その遠さを身体的に受け入れていく過程、それらが衝突する過程が、滞在制作であったこと

が、すんなりと頭に入ってきた次第。

異質なものはそう簡単に混じり合わないけど、目に見えないところで影響を与えあいながら、同じ空間にただそのままに存在している。

というのが、『SAMCHAHOU』という作品であったと思うし、社会もそういうものであると思います。

だから、緒方さんが話していた「ストレス」「拒絶反応」も、そりゃそうだろうなーと好感が持てたし、

だからこそ

彼女が最後に「何かをつくろうとするのではなく、もっと相手のことを知ろうとすればよかった」と、「今になって後悔してきた」と言ったことが

自分的にすごく希望だなーと思ったのでした。

実に有意義なひとときだった…

結局フォーラムの方は行けなかったのだけど、そちらではどんな話がされたのでしょうね。気になる!

(編)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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