土曜日はもう一つ、さっぽろ天神山アートスタジオレジデンス・プログラムの成果発表&トークへ。

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自分的に一番興味深かったのは、小学校で活動したマドゥ・ダスと、選考委員の山本高之さんのインタビュー映像でしょうか。教育に対する問いかけは、自分ごととしていろいろ振り返っちゃうなあ。

この日も山本さんがいらしていて、マドゥとお話。

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当初、アーティストである自分に対する先生方からの期待を察知し、プレッシャーの元となるそれを「のらりくらりとかわし続けた」と言うマドゥ。「先生が子どもたちにいろいろ期待してしまうと、生徒が萎縮する」と話していて、「期待」というものについてトーク後本人に質問。

自分の経験として、教員を辞めた後しばらくしてから学びのサポーターとして教室に入った時、担任をしていた時にはできなかった向き合い方ができたのは、単純に人数の問題(1対30人の担任と違って、サポーターは1対1だから。)だと思っていたのだけど、(もちろんそれもあると思うけど)

マドゥが「それはサポーターの時、目の前の子どもに期待をしていなかったからだよ」と指摘。「それは確かに!」と思ったのでした。全く外部の人間として、ただその時々の子どもを熱心に観察する、ということを、確かにしていたもんなあ。

でも、期待のない教育ってのもピンとこないところがあるし…「他人に対する期待」について、もう少し考えたい。

日曜日は、北海道開拓写真研究協議会による写真フォーラム「北海道と写真のつらなり」を聞きに、長万部へ。

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深澤孝史さん猪熊梨恵さんご夫妻のお車に同乗させてもらい、3時間ほどかけて到着したのはいいのだけれど、自分は「車に乗ると超疲れて眠くなる」という事実を忘れておりました。

気づいたら、基調講演の30分くらい、寝落ちしていて悲しい…涙。

パネルディスカッションでまた寝たらシャレにならんと思って、休憩中にコーヒー飲んでシャキッとしてからいざ。

それにしても、Mouraiという風景、先日の浅沼さんと露口さんのトーク、と写真に関するトークの場が自分的に続いてますが、写真というものが結びついているものと、これまでの自分の知識体系の別角度具合というか、

「開拓使が依頼した公的な写真の中に札幌神社があり、札幌の街の重要なシンボルとして神社を置くことの重要性と、それを撮った写真家の作者性の揺らぎ」とか

「作者の前に事実、もの、現場(だったかな?)が立ち上がってくる」ってあたりが、近代の自我や作品(だったかな…?)に対する疑問を孕んでいるってあたりとか

「わー!」と思ってメモしたことの断片から、全く後で自力で結びつけていけないほど、ハイレベルな内容が話されているという…すごいな!写真の世界!

「全ての風景写真は開拓の次元を孕んでいる」という言葉とか、もう完全にお手上げです。すごいな!倉石さん!

終了後は展示写真をじっくり鑑賞。

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会場でいろんな人に会えたのも嬉しい。あと、行きも帰りも深澤さんとアレコレたくさん話したのは、とても面白かったっす。ちびっ子二人もかわいかったな〜。

(編)

 

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