お次は森美術館で『六本木クロッシング2019展:つないでみる』。

青野文昭さんのこの作品が、とてもド・ストライク。
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「破壊と再生」「修復」をテーマに制作してきた作家さんだそうで、上は沖縄の村はずれで破棄された車の復元。
下2枚は、「故障した後に松島の里浜貝塚の傍で屋外に長く放置されていたベンツを譲り受け、車と持ち主の歴史や、貝塚という場所の持つ大きな時間の重なり合いを表現」したもの。
異物が融合した物質としてのキメラ感と、様々な時間軸の記憶の重なりとしてのキメラ感に大層グッときた次第。
日本統治時代の台湾を知る80歳以上の高齢者を訪ねた、毒山凡太朗さんの作品も、
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「日本が彼らに何を残し、何を奪ったのか」という問いには、まだ考えが表面に止まってて深まっていかないのだけど、これは今後深めていきたい問いだなあ。
毒山さんは他の作品も見てみたい。
ヒスロムのこれも好きでした。
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午前中から立て続けに見たのでさすがに脳みそが疲弊し、MAMの方は素通りしてしまった。
夜のリーディング公演に続きまーす。
(編)

 

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