CAI02で開催中の曽我英子『たけとり』へ。

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曽我さんがこの1年(だったかな?)集めてきた会話の断片や、書き留めてきた言葉が、刻々と変わるカラースクリーンを背景に流れていく映像作品。

曽我さんにとっての、矛盾、自然と人間を隔てるもの(自然界とのコミュニケーション・ツールのなさ)みたいなことが、文章となって流れていくのですが

文章と色の周期がずれているので、時間とともに言葉と色との様々な組み合わせが生まれ、変化する色の効果によって、時折文章がやたらと劇的な意味合いを帯びることが興味深かったです。

かと思えば、どんな色の変化があっても、全く影響を受けない淡々とした文章もあり。言葉によって、演出可能なものと不可能なものってのがあるんだなー。自分的発見。

こちらの映像作品は、昨年ウイマムで招聘し、白老に滞在した時の映像をさらに発展させたもの。

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昨年の滞在制作成果発表で見たときは、根曲竹を山で刈って整然と分けていく「曽根さん」という男性の身体性に目が行ったのだけど、今作では「境目」みたいなところに思考が促される感じ。

曽根さんが山で作業するときによく現れるという「(曽根さん曰く)友達の」鹿、のエピソードがあって、

明日も明後日も、白老の山奥では、竹を刈る曽根さんと、その近くに鹿、という光景が確かに存在しているのだと思うと、素敵だ…。

この日はオープニング・パーティーのお料理を担当していたマレウレウのマユンさんがカウンターにいて、彼女が昨年から行なっている刺青リサーチの、超グッとくるエピソードを聞けたことも良かったです。報告書が楽しみ。

あ、本展は9/20まで。おすすめ!

お次は、竹本英樹 写真展『その時ぼくは聞こえないふりをする』をギャラリー創で。

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竹本さんの写真を見ていると、人の記憶とかイメージの中には、何か共通する「いつかどこかで見たような風景」が存在するんじゃないかなーとか、つい思ってしまう。でも、竹本さんの写真を見て、記憶や物語のスイッチが全く入らない人の話も聞いてみたいんだよな。います?

今回、初の試みとして手書きの言葉が添えられていて、それはとても素敵な展示になっていたのだけど。

曽我さんの個展で演出に左右されない淡々とした文章について考えていたせいか、

竹本さんの写真は見た人の記憶にスイッチを入れる、叙情的な方に位置する写真だと思うので、仮に、物語を簡単に生まないような、強くてストイックな言葉を組み合わせたとしたら、どんな想像の扉が開くんだろう?という興味がふつふつと。

「物語を簡単に生まないような、強くてストイックな言葉」ってどんなんじゃいって言われると、まあ無責任なことに全然思いつかないのですが。

そうですねえ、今パッと本棚を見て目に入った「生きる思想」とか、上の写真の横に添えられてたらどうでしょうね。(ちょっと自分的には「おお」ってなったかも。や、すみません、一人遊びです。)

そんなことも含めて、竹本さんといろいろ話せて楽しかったです。竹本さんは聞き上手。

こちらは9/8まで。おすすめ!

あとはー

天神山で永岡大輔さんと山口一樹さんのトークも。

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あとはー

久しぶりに購入した作品が我が家へ。

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葛西由香さんの作品。うふふ。

(編)

 

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