最終日。月曜でほとんどの美術館・博物館・ギャラリーが軒並み休みなので、大人しく観光することに。
ということで、まずはトプカプ宮殿。
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改修中のところがいくつかあって、見れなかったのが残念。なかなかの混み具合で、解説も全然読めなかったなー。
ハレムについては、この記事を興味深く拝読。映画とかも絶対ありそう。見てみたい。
あとイスタンブールでは猫だけでなく、大型犬もででーんと道で寝ていてすごい。
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犬猫フレンドリーな都市であります。
一応グランドバザールものぞいておくか…と思って行ってはみたけれど
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割とすぐ出てきてしまった次第。
あとブルーモスクでは、髪を隠すスカーフ(ヒジャーブ)を持ってなかったので中には入らなかったけど、礼拝に訪れた女性たちの、肌や身体のラインを隠しつつのさまざまなファッションを眺めるのは興味深かったです。
早朝からたびたび聴こえてくる歌も、当初大音量で気持ちよくおじさんが歌ってるなーと思ってたのだけど。あれは「アザーン」という礼拝が始まるお知らせなのだとか。へ〜
空港にも女性職員が多いのが印象的だったけど、あれも宗教上の理由で同性が対応した方が良い場面が多いからなのかな。
あとはー
観光エリアを歩いていてとにかく辟易するのは、声をかけてくる男性たち(客引き)の多さでしょうか。まああああああ、すぐ隣を付いて歩いてきてガイドしようとしたり、お店に案内しようとしたり、何をしたいのかわからないけど話しかけてきたり。
無視し続けるのも結構疲れるんだなーとしみじみ。
同じ方向に向かうアジア人グループを見つけた時は、彼らの中に紛れて歩くと平穏だということに気づき、何回かご一緒させてもらいつつ。
声かけ男性、新市街ではあんまりなかったんだけどな。
で、今日のランチ。
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ラム肉。満足。
食後のコーヒーは、サード・ウェーブ・コーヒーという表記がメニューにあったこちら。名前はPeak Coffeeだったかな。
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慣れ親しんだコーヒーのお味。でも、トルコではチャイだけ飲んでれば割と満足かも。

空港行きのバスを待ちがてら、ホジャパシャ文化センターでメヴレヴィー教団のセマー(旋回舞踊)を見ようかとも思ったけど、やっぱりお宿のロビーでブログを書くことに。
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最後はチャイだけでなく、美味しいお菓子もつけてくれた優しいアリ。ええ人や。
おかげでイスタンブール滞在中のブログを全部書けてスッキリ。帰札後は速攻翌日から仕事仕事です。
程よく放っておかれた方が心地良い自分的には、旧市街散策中はもちろん、レストランでの食事中にも遠慮なく話しかけてくる店員の(&遠慮なくジロジロ見てくる客の)おじさんたちの過剰なフレンドリー具合にはややうんざりする気持ちの方が多かったのだけど、まあ、そおいうもんなんでしょうか…。
良い感じのカフェで働く若い人たちは、全然そんな過剰さがないのだけどなー。
アリはそおいう意味で全然ガツガツしてなくて、ただ普通に優しいナイスおじさんでした。アリ〜。
ということで、このブログはイスタンブール空港にて。
新空港までの新しい道路建設に伴って、その地帯に生息していた水牛が追いやられてしまったことをOzan Atalanが映像作品で取り上げていて、バスで通る時はそのことをやっぱり思い出しつつ。
自然環境と人間のことを考えた時に、自分の率直な根底にあるのは「人間の活動は自然にとって悪でしかない」という思いなのだけど、もう少しマイルドな部分では、とは言えそんな二項対立で言えるようなシンプルな問題でもないし、例えば人間が融雪剤としてまく塩化カルシウムが鹿にとって貴重な塩分摂取元になっている、みたいな、人間の活動と野生の現代ならではのつながりみたいなことも面白いなあと。
水牛たちに代わりの場所を用意するのか、人工物と水牛の新しい関わりを考えるのか、わかりませんけど、奪って終わり、は考え方として古いなあ。
なんてことを考えつつ
飛行機、1:55発であと2時間後なのですが、もう眠い…。搭乗したら速攻寝たいです…。
(編)

 

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