10/12(月):『ラスト・プリンセス 大韓帝国最後の皇女』

日本統治下の大韓帝国初代皇帝・高宗の娘として生まれた徳恵翁主の生涯を、フィクションを交えて描いた作品。
戦後の韓国・北朝鮮についてはだいぶ理解が進んできたので、戦前・戦中へと時間軸を移して見ていこうと思っているのですが、地味に韓国から見たこの時代の映画を見るの、初かも。
日清戦争からの韓国併合に至るあたりとか、いろいろ見てみたいなーと思いつつ、誰か詳しい人の物差しがないと選ぶのが大変だな…。英語字幕でもいけそうだけど、検索のためのハングル学習が必要だ〜。
ちなみに『ラスト・プリンセス』、徳恵翁主役はソン・イェジン(愛の不時着の方)で、日本で精神を病み何年にも渡って入院後、37年ぶりに韓国へ帰国するシーンが圧巻でした。
空港で自分の侍女だった女性と再会して、それまで虚ろで目の焦点も合ってなかったような徳恵に、生気がほんの少し戻る瞬間とか。あれすごい。
10/13(火):『マーシャ・P・ジョンソンの生と死』

LGBTQの活動家マーシャ・P・ジョンソンの「自殺」と片付けられた死について、真相を究明しようとするトランス女性活動家を追ったドキュメンタリー。昔も今もトランスジェンダーの人たち(主に女性)が殺される事件は多く、警察側の差別もあって、それらが放置されてきた状況が映し出され。
同じくトランスジェンダーの活動家シルヴィア・リベラのことも知れて、良かったな。
10/14(水):『BLACKPINK ~ライトアップ・ザ・スカイ~』

軽めに。BTSのドキュメンタリーとかも製作されないかな〜。
10/15(木):『パリ同時多発テロ事件: そのとき人々は』

2015年11月13日に起きたパリ同時多発テロ。現場に駆けつけた救急隊員や生存者たち、テロの一報を受けて緊迫した中、対応を話し合った大統領や警察関係者などの証言で構成された、全3話のドキュメンタリー。
自分にとってもリアルタイムでショックを受けた出来事であり、でも、当時そんなに詳しくどんなことが起こっていたのかを見ていなかったので、もう、なんていうか…
監督はドキュメンタリー「9/11」を撮ったジュール&ゲデオン・ノーデ兄弟。冒頭に出てくる「たゆたえども沈まず(原語:Fluctuat nec mergitur)」って、パリ市の標語なんですね。
たゆたえども沈まず、か。
多くの犠牲者を出したバタクラン劇場で、無数の遺体が折り重なる中、彼らの安否を気遣う人たちからの着信音が鳴り響いていた、という話に胸を突かれました。
(編)

 

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