前回に引き続き、夜の1作品を励みに、日中の集中レッスンを乗り切る日々でした。
ということで
12/21(月):DanceBoxが開催する「チャオチャオ!ベトナム水上人形劇!」の配信プログラムから、ハノイにあるタンロン劇場の水上人形劇アーカイブを。

良い。現地で見たーい。(↑前半が上演、後半はトークです)
12/22(火):現代人形劇センターが10月から随時公開している「アジアの人形芝居コレクション」から、ようやっとVol.1「南インド大型影絵芝居トール・ボンマラータ」

と、Vol.2「台湾 布袋戯(ポーテーヒー)」

をチェック。↑布袋戯、人形を宙に投げ上げて、再びスポッと元通りにはめる技、地味にすごくないです?
この「アジアの人形芝居コレクション」は現在Vol.10まで公開中。現代人形劇センターのYoutubeチャンネルから見れますので、ぜひ。
アジアの人形劇を見て回る旅もいいな〜。
12/23(水):『The Railway Children』@York Theatre Royal

イーディス・ネズビットの児童文学を舞台化。York Theatre Royalとヨーク国立鉄道博物館の共同制作で、2011年のローレンス・オリヴィエ賞エンターテインメント賞受賞作。
本物の蒸気機関車が出てきて、これはもう大人も子どもも目を輝かせるでしょう。心温まる良い作品でした。
(ちなみに『The Railway Children』は日本語版も出版されているのだけど、タイトルは『若草の祈り』。なぜや)
12/24(木):『Dick Whittington』@National Thatre

解説に「Pantomime」「Panto」とあるけど、日本で言う無言の「パントマイム」とは違って、「流行歌やダンス、ジョークなどが盛り込まれた大衆的な笑劇」(Wiki)をパントと言うのですねー。クリスマスの風物詩とな。
(逆に、無言のパフォーマンスの方は「マイム」と呼ばれているそうです)
時事ネタや大人下ネタジョークも満載の観客参加型パフォーマンスで、ネズミの女王が歌う『bad guy』や、最後の方の『Dynamite’』あたりに特にテンション上がりました…。
(全然話変わりますが、Dynamite’関連で、ツイッターで見かけたこちらの方のnote記事「K-pop Private Bank 2020 | The Most Impressive 20」が面白かったです。一通り聴いて、bobae「P.U.N.K.S.」が特に好き。)
12/25(金):『Brave New Shakespeare Challenge in ASL』@The Public Theater
聴覚障害者が手話で演じる、シェイクスピア作品の一場面。無音が新鮮で、見入ってしまった。
12/26(土):ダムタイプ 新作パフォーマンス「2020」

格好良かった〜!音圧を劇場で体感したかったな。
12/27(日):『Under the Greenwood Tree』@The Public Theater

2017年にパブリック・シアターが200人ものNY市民と制作し、セントラルパークの野外劇場で上演、The New York Timesの2017ベスト10にも選出された『お気に召すまま』。
について、劇場関係者やパートナー団体、参加した市民が語るドキュメンタリー。
今年の秋に再び上演予定だったのがコロナの影響で中止になったため、代わりにこのドキュメンタリーが制作されたのかな?
NYの非営利劇場「パブリックシアター」については、Richard Nelsonが作・演出を手掛ける「The Apple Family」シリーズで知ったのですが、その後TEDで芸術監督のオスカー・ユスティスが登場した回を発見。

「舞台芸術が民主主義に不可欠な理由」という彼の話、しみじみ聞き入ってしまいました。(67年にミュージカル『ヘアー』が初演されたときのエピソードが良い。)
パブリックシアターでは、この秋からデジタルでの取り組みも続々スタート。「街に劇場があること。街に演劇があること」を何度でも信じさせてくれる劇場で、すっかりファンになった私。
デジタルシリーズもいろいろ見ていきたい〜。
(編)

 

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