JCDNダンス作品クリエイション&全国巡回プロジェクト『踊りに行くぜ!!』Ⅱ。
は、
新作品のアイデアを全国公募より選出し、作品制作のサポート、及び、全国巡回公演での上演を実現するプロジェクト。
自分は、地味に今回が初の鑑賞です。

4作品のうち、一つは昨年度からの再演『MESSY』、
ご当地プログラムとして札幌教文コミュニティダンス部の『13番目の月』、
「ダンスプロダクション・サポートプログラム」は、数々の舞台美術を手掛けてきたカミイケタクヤさん作・演出・美術の『House the homeless』、
ダンス・イン・レジデンスで制作される「リージョナルダンス・クリエイション・プログラム」は山田勇気さん作・演出・振付の『Endless Step SAPPORO』
でした。
それぞれ書きたいことはたくさんあるのですけど、ちょっと省略して
『MESSY』のドラム演奏のみで踊るスタイルは、なかなかにテンションが上がり。
『13番目の月』は、3歳くらいのちびっ子の存在がとても良かった。
『House the homeless』は、さすがの布造形の美しさ。(自分にとって、後半の踊りのシーンの必然性に?がつくくらい、布だけで成立していた気が。)
最後の、地元ダンサーが出演した『Endless Step SAPPORO』は、享楽的な雰囲気にホッと。
(使用されていたのはこの↓曲)
[youtube]http://www.youtube.com/watch?v=7pA5UhNaYw0&feature=youtu.be[/youtube]
コンテンポラリーの作品を複数見るときって、ガンガン踊るタイプの作品や、「踊ることはまず快楽だ」みたいな作品があると、とても気分がリフレッシュされるというか…
どこか異空間的な佇まいのダンスホールと、夢と現実の狭間のような世界で踊り続ける人たち、の横に、さりげなく「雪だるまづくりにいそしむ子ども」を配置するあたりに、山田さんのセンスを感じました。
あの対比…ニヤニヤ。
CONTEのプロデューサーも務める森嶋拓さんが踊るところは初めて見ましたが、何だか色気のあるお方で。女装ダンスコンテストで優勝、という経歴にも納得です。
そしてこれまた久しぶりに東海林靖志さんの踊りも見ましたが、フワッと動くときに沁み出るものが豊かになっていて、いいものだなあ、としみじみ。
これからポルトガル・スペインツアーですって。いいですねえ。
『踊りに行くぜ!!』、今年見逃した方は来年ぜひ。
(編)

 

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