金曜日に見てきたコンテンポラリーダンス×ストリートダンス『ゼロ地点』

地味に、以前『ジユウダイ!』でオーディション情報を掲載していた公演でもあります。
そのときにも触れたのですが、今春、北海道コンテンポラリーダンス普及委員会なるものが設立されまして、『ゼロ地点』はそこが主催する公演の第一弾だったのですね。(紹介記事はこちら
所属やジャンル等を超えてともに創作活動を行うって、最近自分の周囲で、世代を問わずよく見かけられる傾向なのですが、この軽やかさはとても「今」っぽいなと思います。
『ゼロ地点』でも、終演後の挨拶で「ストリートダンスとかコンテンポラリーダンスとか、やっていくうちにどうでもいくなっていったというか、ダンスはダンスだなと思った」みたいなことが語られていて。
そうやって、お互いの立っている場所で得たものを多いに差し出し合って、刺激し合いながら創作できる環境って、実に清々しい。
公演では、それぞれのダンサーさんの身体の個性というか、「こういう動きは、その人そのものを表しているのかもしれないな」なんてことを思いつつ眺めておりました。
踊りってのも、その人が今どんな時間を生きているのか想像できて、興味深いものですね。
加藤正汰郎さんは、やっぱりとても良かったです。うん。要チェックのお方であります。
(編)

 

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