行ってきました。シャガール展

館内混み混み。(←これからの方は、金曜の夕方が比較的空いているそうなので、その時間帯を目がけてみては)
個人的には、オペラ座に関係する作品など舞台関連の作品を紹介した第1章が素晴らしかった。
バレエ『ダフニスとクロエ』は、衣装デザインのほか、実物の衣装や上演時の記録映像も見ることができるのですが、
シャガールの世界観が舞台上で奥行きや動きをもって現れると、本当に良いな、と。
サーカスの作品も素敵でした。
その後は、そのまま半券を握りしめ札幌宮の森美術館へ。

近美にオペラ座の天井画の最終下絵が展示されていましたが、本展では、天井画制作中のシャガールの写真を通して、作品の規模感が伝わってくるところがポイント。
とにかく大きい!
写真の下には「天井の鏡のように、夢の花束や、俳優と音楽家の創造するものが映るようにしたかった。」というシャガールの言葉が。
アトリエに様子を見に来たアンドレ・マルロー(天井画をシャガールに依頼した当時のフランスの文化大臣)に、作品を解説している写真も良かったなあ。
彫刻や陶器、ステンドグラスの職人さんたちとやり取りをしている写真も、ぜひ見てほしい。そこに写る職人さんたちの雰囲気が、これまた、しみじみと良いのであります。
(一枚、とんでもなくチャーミングな表情のシャガールの写真もあり。思わず吹き出しました。)
展示写真の中にはイジスさんご本人は写っておりませんが、帰りに図録でチェックしましたら、穏やかな表情のハンサム紳士でした。こちらも要チェックです。
宮の森美術館では、8/12(月)17:00からシャンパンテラス オープニングイベント、8/19(月)にもイベントがあるようですよ。(詳細はこちらを。)
両展とも8/25までですので、お見逃しなく!
(編)

 

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