日曜日は早起きしてKYOTO EXPERIMENTへ。
一番のお目当ては、チェルフィッチュの新作『地面と床』です。

岡田利規さんの著書『遡行 -変形していくための演劇論』を読んで以来、ずっと見てみたかったもので、ようやっと念願が叶いました。
結構な圧をかけてくる重低音と、台詞を発する役者が絡まるシーンは、何だか得体のしれないヤバさがありましたよ。
本作に関するインタビューを読むと、「最近ダイレクトになってきていた作品の集大成のようなもの」だったらしく、「良い意味で、ダイレクトじゃない作品の方に自分がこの先舵を切れるかもしれない」という予感があるそうな。
次作も見に行きたいなあ。
「死者と生者の利害の対立」ということもおっしゃっておりましたが、生者に対しても基本ドライな私は、死者に対して間違いなく傲慢なのだと思う。
でも、本当に大切な人の死を体験していないから、傲慢なのかもしれないな。
(編)
 

 

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