トリエンナーレ2日目は岡崎と豊橋会場を。
自分的に好きだったのは、豊橋会場かなー。なので以下、豊橋会場についていくつか。
水上ビルのイグナス・クルングレヴィチュスの作品は、文字、音、光のみで構成される作品でしたが、範宙遊泳とか好きな人は見入ってしまうのではないでしょうか。
「身体不在の演劇」についての試み(ちなみに「身体不在のダンス」についての試みもあるけれど)を思い出しながら、私は見ました。
《INTERROGATION(尋問)》は、引き金を引いた回数を問う辺りからぞわっと寒くて、つい2ループ目へ。
はざまビル大場の2階で展示されていた、ウェンデリン・ファン・オルデンボルフの映像作品も、トリエンナーレ全体を通して強く印象に残った作品。
「権力による監視」「属性による差別・偏見」「弾圧と自主規制」等のほか、「権力を前にしたときの、人々の振る舞い」という視点が自分的に新しく興味深かったもので、こちらも2ループじっくりコースで鑑賞。
彼女は2017年開催予定のヴェネツィア・ビエンナーレでオランダ館代表を務めるそうな。いろいろ備えて、ビエンナーレも見に行きたいな。
開発ビルの展示は、どれもこれも見応えありました。
特に好きだったのは、石田尚志さんの楽屋で展示されていた作品。あと小林耕平さんの作品は、これまた新しい視点をもらえて面白かったです。
最後に穂の国とよはし芸術劇場PLATで大巻伸嗣さんの作品を見て終了。PLATでは翌日から木ノ下歌舞伎の『勧進帳』公演もあって、そちらも見てみたかった…!!!(日程が合わず断念)
ということで、お次はその3に進みます。
※京都編はこちら
※神戸編その1はこちら
※神戸編その2はこちら
※瀬戸内編はこちら
※高松編はこちら
※岡山編はこちら
※名古屋編その1はこちら
(編)

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA