5日目は遠出の日。10〜11月まで札幌で滞在制作していたヤン・レイ(ヤンさん)が北京から上海に来るということで、彼の車でPCCAがある上海近隣の古都・江蘇省崑山市錦渓鎮へ。
(ヤンさん札幌滞在時のS-AIRブログはこちら
の前に
上海郊外にあるヤンさんの新しいスタジオへお邪魔。
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広っ!1部屋この広さで、計6部屋。外には水田が広がってて、良いところでした。ドクメンタの作品もちょっと見れて嬉しい。
彼のスタジオのある棟から車で少し移動したところに、友人のスタジオも入っているというので、ちょっと寄り道。
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ヤンさんの美大生時代からの親友、Tang Song(タンさん。真ん中の男性ね)。
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(↑ヤンさんの肩の調子を見てくれている図)
タンさんは、北京の中国美術館で1989年に開催された‘China/Avant-Garde Exhibition’ 内で、Xiao Luと作品を共同制作。Xiao Luがその作品を銃で撃つというパフォーマンスをし、両者とも拘留されたそうです。(その後オーストラリアに移住するけど、しばらく後に中国へカムバック。)
89年のそのパフォーマンスは、当時かなり大きなニュースになったのですって。
ということで
いよいよ昨年設立されたばかりのPointsCenter for Contemporary Art (PCCA)を目指して、1時間半弱のドライブ。
BGMはピストルズ、クラッシュ、AC/DC、ニルヴァーナ、ピンク・フロイドという懐かしどころで、道中楽しかったなー。
そしてPCCA到着。右の女性がディレクターのニコルです。
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制作中の井上唯さん↓。
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こちらは↓S-AIRからの派遣アーティスト松田壯統さん(右から二人目)、同じく滞在制作中の鈴木悠哉さんも。

※松田さんの滞在記はこちらから
2階のお部屋も見せてもらえることになり、いそいそとお邪魔。

絶景!中央に見えるのが、妃のお墓がある島です。
悠哉さんのお部屋も素敵や。(自分史上、一番良い部屋らしい)


広々としたバスルームでうらやまし!と思ったら、お湯の出る量が決まってるらしく、バスタブ途中でお湯が止まるのと石造りで冷たいため、一度しかお風呂は使ってないのですって。
こちら↓はゲスト用の部屋。私も次回はここに泊まりたい…

一通り施設を見せてもらった後は、ランチを食べようということになり、ヤンさんが蟹を買ってくれました。11月が旬。
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蟹を選んでいる間に、地元のおじさんたちがワラワラと集まってくるのが不思議。野次馬?
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そしてレストラン目指して移動。
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途中、臭豆腐を買ったり(そんなに臭くなかった)
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そして蟹。
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タラバに慣れた身としては、食べる部分が少ない割に作業が多い感じで、ちと手こずったのですが。ニコルはさすがに上手に綺麗に食べてたなあ。
食後も、古都の風情を残す通りを散策して
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食後のコーヒーを。ニコルはプーアール茶。コーヒーは身体が冷えるからかしら。(ルルもニコルも、身体を冷やすものは食べないし飲まない。)
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再びPCCAに戻ると、夕暮れ時の井上さんの作品がとても良い感じでした。

28日には無事オープニングを迎えたようです。いろいろ写真が届いているので、後日S-AIRブログの方にアップしようと思いまーす。
そして、私とヤンさんは上海市内へゴー。
この日の夜に私は空港へ移動する予定だったので、スーツケースをM50のリューさんスタジオに預けていたのでした。
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地味に初対面だったヤンさんとリューさん。二人をつなげれたのも嬉しいな。
車を出してくれたヤンさん、そして滞在中とてもとてもとてもお世話になったリューさん&ルル、ありがとうございました〜〜〜!また来るよー!

空港内のホテルにチェックイン。翌日8:15発の飛行機で無事新千歳空港へ。
帰国後に改めて美術手帖の上海アートシーン特集を読むと、行く前とは違う感じに読めて楽しいです。
次はヤンさんの本拠地、北京に行きたいな〜。
※今回の上海滞在のブログは以下に。
上海1日目:準備〜到着当日のあれこれなど
上海2日目:玉仏寺、上海当代芸術博物館(上海ビエンナーレ)
上海3日目:豫園、外灘(観光デー)
上海4日目(午前編):M50(リューさんスタジオ、CAC、他ギャラリー)
上海4日目(午後編):西岸エリア(Yuz Museum、コレクターQiao Zhibingのスペースなど)
(編)
 

 

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