毎年恒例、猫とお山に籠る12月末。
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昨年はポンプから水が出ない事態が発生し、水なし生活の3週間でしたが、(そのときのブログはこちら
今年は至るところで凍結してはいたけど、家主が業者力(DIY力)を発揮し、1日かけて台所とお風呂場の水が開通。水とお湯が自宅で使える冬の生活のありがたさ…!
夏に家主が井戸に手押しポンプも設置していたので、仮に屋内ポンプから水が出なくても、去年みたいに最寄りの某所へ水汲みに行く必要はなく、裏庭から汲めるという進歩はあるのですが、できれば汲まない生活が私は良い…。水が出てよかったよかった。

野鳥観察三昧の日々が再び。
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餌場に来るのはヤマガラシジュウカラゴジュウカラ、ハシブトガラ・コガラヒヨドリがレギュラーメンバーなのですが、ヒガラもいるのかな?とついチェックしてしまう。あと今年はシメが顔を出すように。
餌場には来ないけど、窓から見える枝によく来るのはアカゲラコゲラ。あとミソサザイっぽいのが一度来て、おおーっとなったり。
あとは山の斜面にある裏庭の小道を行くと、木々の上層部で活発に動き回る上記の野鳥たちの様子がよく見えて、とても楽しい。キバシリとかも。じっとしてると、1mくらい前の幹をせっせとついばむ鳥たちと羽音を感じられて、地蔵ばりにじっと佇んでしまいます。
湧き水スポットで水浴びしてたりとか。日がなそうやって過ごす野鳥たちを、日がな観察して1日が終わる素晴らしい冬休み…!
今年は雪が少なくて、お山もこんな感じ。
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こちらはエゾリスの足跡。
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こちらはキツネ。
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近くにある川。
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↑ここでよくカワガラスが1羽遊んでいる。
川の方まで降りていくと、動物の足跡もたくさんあって、つい追ってしまうのですが
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ちょっとした場所でふと怖くなる瞬間があって、それは雪で下の状態がよくわからないのもあるのだけど、一応自分の本能らしきものを尊重して、そういったときは大人しく引き返すようにしてます。
そして、家の近くまで戻って来ると、結構安心する。お山と言っても、やっぱりここは人間の領域で、足跡について行くのが怖くなるあたりが、中間領域の端っこなのかなあ。
以前『クマにあったらどうするか』の中で、語り手の姉崎等さん(伝統的なクマ猟を本職とした、アイヌのクマ撃ち猟師)が「クマの足跡を見つけて追っていくうちに、山の歩き方やクマの行動などを全て学んだ」と話していて、人間から山歩きを教わった人が後ずさりするような場所も、姉崎さんは歩いた、と。
全く知らない山をただクマに頼って後を追って歩くうちに、「なるほど、こうやって歩けば楽だよな」と感心しながら。ってくだりが大好きなのですが
裏庭の足跡も、動物はひょいっと歩いてきている斜面をうっかりついて行きそうになって落ちかけるのですが、四つん這いになったら行けるんじゃないか?とか思ってしまう。
家主がいるときに試してみたいものです。(リスク管理)
そうやって日が暮れる辺りまでは、もっぱら野鳥やお山や足跡にかまけて
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夜は本を読んだりしてます。
今日はちょっと雪が降って、若干お山も白くなりました。
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この眺めに、室内にいるときのBGMはこれ系が似合いすぎる。映画みたい。

外に出れば、鳥のさえずりや木をつつく音、川の水音。を、ホゲーッと聴きながらコーヒーを飲むための場所↓。
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ずっとここに動かず座っていると、たまに警戒の鳴き声を発せられつつ、呑気な野鳥(特にゴジュウカラ)は気にせず餌を食べに来るんだなー。
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部屋に戻ると猫。
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2週間、これだけで満足です。というか、これだけしかしない気満々です。
冬のお山は静かでいいなあ。
※お山関連のことは、こちらにまとまっています。
(編)

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