行ってきました、北海道ダンスプロジェクト公演「新たなる挑戦~New Challenge~Ⅳ」@札幌市民ホール。

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HDP会員が創作したコンテンポラリー作品に対して、その場で舞踊評論家の乗越たかおさんやゲストアドバイザーの方々がコメントするという「公開アドバイス」をプログラムの中心に、

各スタジオの発表もあり、ゲストアドバイザー(今回は北尾亘さん熊谷拓明さん向井章人さん)による作品発表もあり、HDP合同作品もあり…と、盛り沢山の内容です。

スタジオごとの発表では、毎回楽しみにしているダンススタジオ マインド(舞人)の作品が最高でした。

あの人数だからこそのハリウッド映画的迫力で、一瞬で空間を占拠する感じがたまりません。マインドで、1時間ぐらいの作品つくってくれないかな…切に希望いたします。

公開アドバイス作品は、昼の部6作品中4作品を、夜の部は全作品を見ることができました。

昼の部4作品の中では、満藤弘さん『そっち・こっち・どっち?』のタップシューズを手で打ち鳴らすシーン、安保道子さん『xhuxh』の布を持って走り回るシーンが印象に残っております。(←欲を言うと、踊るシーンでもっと布を絡めた動きを見てみたかった)

夜の部は、何と言っても浜田純平さんの『Dear Newton』!

とてもワクワクしましたし、なぜか涙腺をゆるませる懐かしさのようなものもあり。

終わった瞬間、「これはきっと『乗越たかお特別賞』に選ばれるのではないか?」と思った私としては、見事に予想が当たってうれしい。おめでとうございます!

あとは西野留以さん『15才 〜いつになったら勉強から解放されるのか〜』では、セーラー服姿でガンガン踊る彼女にテンション上がりつつ。あのまま勢いで終わった方が、個人的には好きでした。

本田大河さん(先日書いた『踊りに行くぜ!』でも名前が挙がっておりましたね)の『猫踊』では、彼の滞空時間にハッとするものが。

それにしても、西野さんが15歳なら、本田さんは中学2年生ですよ。そんな彼らが、市民ホールのあの大きいステージで単独作品を発表してしまうということに驚きです。

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ゲスト作品はどれもステキでしたけど、特に食い入るように見てしまったのは北尾亘さんの『鴨が葱しょって』。

対比するものではないですけど、この流れで目にしたおかげで、作品の濃密さをより感じることができた気が。

一つ一つの動き(細かいところまで)の「考え抜かれた感」がそう思わせるのかな…彼が主宰しているBaobabの作品も、今度見に行きたいです。

ちなみにゲストの1人の熊谷さんは、彼が演出・振付・出演するコンテンポラリーダンス劇『誰が最初に決めたんですか??』が、3/1(土)-2(日)にコンカリーニョであり。

これは楽しみ。

最後、乗越さんが全体を振り返ってお話されておりましたが、「習ったテクニックのアレンジだけでつくっているのは勿体ない。テクニックは乗り越えるためにある」という言葉が素晴らしいなと。

これって踊りに限ったことではなく、自分も「まあ、これでいいか」という気持ちが起こったときには、この言葉を思い出そう。

人の目を引きつけ心に残るものを生み出すことの大変さ、そのために積み重ねる鍛錬の途方もなさ、を、しみじみ感じた一日でありました。

※『新たなる挑戦 -NEW CHALLENGE- Ⅱ』(2012年)についてのブログは、こちら

※『新たなる挑戦 〜New Challenge〜Ⅲ』(2013年)についてのブログは、こちら

(編)

 

2 Responses to 北海道ダンスプロジェクト公演「新たなる挑戦~New Challenge~Ⅳ」

  1. […] (自分は第2回から見ておりますので、過去の様子を知りたい方はこちらからどうぞ。) […]

  2. […] 昨年のブログを見ると、「公開アドバイス作品は、昼の部6作品中4作品を、夜の部は全作品を見ることができました。」とあるので、多分全体で12作品とかそのぐらいだったのでは、と思 […]

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